招福万来!
福豆&おそろいのグッズづくり
で運気もするする上昇↑
喜びと希望に満ちあふれる春を迎えるため、今年の節分はとくに、厄除消除・開運招福を祈願しておきたいもの。
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毎年、節分の日に行われる「池上本門寺 節分追儺式(せつぶんついなしき)」には、1万人以上もの人々が訪れ大いににぎわいます。
池上本門寺境内の特設大桟敷で行われる著名人らによる華やかな豆まきの様子は、テレビなどでご覧になったという方も多いのではないでしょうか。
残念ながら今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、人が密集する豆まきなどの行事については中止が決まりましたが、あらかじめ申し込みをしていた「福男」「福女」への祈祷法要(厄除開運祈願)は例年通り行われるとのこと。
そして、今年は37年ぶりに節分の日付が2月3日から変動し、2月2日となるのはじつに124年ぶり(!)という節目の年。1年の厄災消除、開運招福を祈願しに訪れてみてはいかがでしょうか。
日本の伝統行事として私たちの暮らしに浸透している節分の豆まきですが、その成り立ちは意外と知らないという方も多いのでは? まずは少しだけおさらいしておきましょう。
1年を24等分した二十四節気による立春、立夏、立秋、立冬の前日、つまり季節の分かれ目を意味します。古くから季節の変わり目には「邪気」が生じると考えられていましたが、旧暦では新年の始まりは春とされたこと、元旦にも近い日であったことから、いわば大みそかにあたる春の節分がしだいに特別視されるようになりました。
豆まき発祥の起源は、中国から伝わり、平安時代に宮中で行われていた厄払いの儀式「追儺(ついな)」〔別称:おにやらい等〕とされており、豆をまく形になったのは室町時代から。その後、江戸時代に節分の行事として庶民の間に浸透していったのだとか。豆をまくようになった理由としては、「魔を滅する」「魔の目を射る」などの語呂合わせのほか、古来、五穀(米、麦、ひえ、あわ、豆)に災いを払う霊力があると信じられていたことなどが言い伝えられています。
今年は立春の日付が2月3日となるため、その前日である節分の日付も2月2日に。
池上本門寺の大堂では、2月2日の午後2時から裃(かみしも)を着装した福男・福女への祈祷法要(厄除開運祈願)が行われる予定です。
また、節分追儺式が終わるまでの期間は、総合案内所などの境内各所で福豆(一袋500円)が数量限定で販売されているので、訪れた際にはぜひお求めを。袋の中にはたっぷりのおいしい福豆とともに、お経をあげた「一粒万倍の福守」が入っているのです!
せっかくなので、ここからは例年行われている節分追儺式の様子を少しだけご紹介! まだ訪れたことがないという方は、ぜひ来年の開催を楽しみにご覧ください。
節分の日はまず午後1時から裃を着装した福男・福女による練行列が行われます。池上駅近くから出発し、商店街を通って池上本門寺大堂まで約30分かけて歩きます。
その後、午後2時から大堂で祈祷法要が行われたのち、午後3時からはいよいよ、大堂前に特設された大桟敷で約5分間にわたる豆まきが行われます。
一般参加の福男・福女と有名人らによって、大桟敷から豆が入った小袋がまかれます。
新年が明けて気づけば春ももう間近。入学や入社をはじめ、新たな目標や挑戦に向けて心機一転、スタートを切る方も多いことでしょう。今年は池上本門寺の福豆に祈りをこめて、おうちで豆まきをしてみてはいかがでしょうか。
※掲載の写真は例年の様子です